眉をキュッとね!


ぴーたん君は、いつも困った顔をしています。


今朝も骨学の先生に言われていました。
(´ー`)「おや、ぴーたん君。朝から何て顔してるんですか。」


(´・ω・`)「?!
…朝から何てこと言わはるんですか。」

(^^)「先生、ぴーたんはいつもこんな顔すよ。」

(´ー`)「そうなんですか。てっきり最近流行の困り顔かと。」


(・_・)「流行りなんですか?」

(´ー`)「えぇ。ちょっと前に流行した“アヒル口”と同じように、“困り顔”が流行なんだそうですよ。」



PCの壁紙がAKBだったりと、なにげにミーハーな先生。



(^^)「え、マジっすか!
やっと時代が追い付いたな、ぴーたん!!」

(・_・)「困り顔見せてぴーたん君!」

(゜▽゜)「そういえば雑誌とかで泣き顔っぽい表情見るよね~」

やいのやいのと、
その場のみんながぴーたん君に注目しました。


(・ω・)「…。」


(^^)「ぴーたん?」

(・ω・)「はい。」

(^^)「いや、目すわってるけど。」



(・ω・)「…。」



Σ(゜▽゜)「ぴーたん君ごめん!」

(・_・)「いつもの顔に戻ってぴーたん君!」


(・ω・)「…。」


(^^)「大丈夫だ、誰も

“うっわ~ぴーたんが流行りにのって困り顔してるよ…
まったく、すーぐ のせられるんだから。”

なんて思わないから!!」


(・ω・`)「…。」

(´・ω・`)「そこまで心配してるわけじゃない。」



ぴーたん君は、安心していつもの困り顔になりましたとさ。
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so shock!

(^^)「昨日、家庭教師先の生徒さんがさ。」


りゅう君は3つのバイトを掛け持ちしている働き者です。

明らかに学生は副業です。


(゜▽゜)「生徒さん高校生?」


(^^)「いや、中学生なんだけど、

“下線部に適切な語句を書きなさい。

ライオンは____
シマウマは____”

って問題があって。」

(゜▽゜)「理科なんだね。」

(^^)「わかんないみたいだったから、ちょっとずつヒント出してったんだ。」

(゜▽゜)「ふんふん。」

(^^)「“ライオンは肉食べるじゃん。シマウマは草食べるじゃん。
さて、ライオンは…?
肉…?”


したら間髪入れず曇りなき瞳で、


“肉食男子!”

って。」

Σ(゜▽゜)「えぇ!」

(^^)「“いやいや、ライオンだから。男子じゃないから。”
って軌道修正しようとしたら、

“あ~そっかあ!”って言って、問題集に

“肉食女子”

って書いてた。」

(゜▽゜)「そこじゃない!直すとこそこじゃないよ!!」

(^^)「×つけるのも忍びないから、赤ペンで△つけて、脇に赤で“肉食動物”って書いといた。」

(゜▽゜)「いいんだ!肉食動物はもう別解扱いなんだ!」


(^^)「…でもさ、おかしいと思わないか?」


(゜▽゜)「いろいろおかしかったけど、どれが?」

(^^)「食べ物の志向と恋愛をたとえているんだろう?なのになんで肉食か草食かしかないんだろう。」

(゜▽゜)「たしかに。多彩な○○系男子があってもいいはずだよね。」


(^^)「たとえば…
餃子食系男子:月に1回くらい、無性に恋愛したくなる男子」

Σ(゜▽゜)「いきなり細かくなった!」

(^^)「煮物食系男子:恋愛に癒やしを求める男子」


(^^)「カツカレー食系男子:ずーんと重い恋愛が好きな男子」


(゜▽゜)「…ふむ。」


(^^)「お腹すいてきた。」


(゜▽゜)「そうだと思った。」

三十九

休みだって言うのに、朝の6時にりゅう君から着信がありました。


こんな早くにどうしたんだろう…


(゜▽゜)「もしもし?」

(^^)「しっぽ?

こんな夜分遅くにすまない。」


あ、りゅう君的にはまだ夜なんだ。


(^^)「助けてくれ。
今ちょっと実家に帰ってるんだけどさ…」



(゜▽゜)「え、なに?!どしたの?!」


(^^)「うちのかーさんが、萌えとマニアックを混同してる」

(゜▽゜)「は?」


(^^)「理解が雑なんだよ…

夜通しガンダム見てたら
“萌え~!ね”
って言ってきたんだよ…」

(゜▽゜)「萌えるガンダム。」


(^^)「たぶん、秋葉原に関するものはすべて“萌え”だと思ってるんだ。
カップと水を同一視してたヘレンケラーと同じだよ。」


そこでヘレンケラーが出てくるとは思いませんでした。

(^^)「エヴァも見せたさ!けいおん!も見せたさ!
でも、どう説明しても伝わらないんだ…。」


それ、アニメに興味なかったらなかなかきついと思うんだ。


(゜▽゜)「!
待って、りゅう君。
ヘレンケラーと言えば、冷たい水に触れて“water!”って叫んだ話が有名だよね?」


(^^)「あぁ…。

?!

そうか!コップに入れた水じゃなく、水そのものに触れさせれば、“水”が何かわかるんだ!!」


(゜▽゜)「それだよ!

アニメを見せて“これが萌えだよ”って言うから“アニメ=萌え”だなんて誤解が生じちゃうんだよ。」


(^^)「なるほど!
つまり純粋なる萌え…AKBのPVを見せれば」


(゜▽゜)「お母さんが“萌えー!”って叫ぶ。」


(^^)「…。」


(゜▽゜)「…。」


(^^)「そんな母さんヤダよ。」


窓の外では、すっかり青くなった空にすずめの鳴き声が響いていました。


「おやすみ」、と言い合って電話を切り、今日も1日が始まりました。

夏休み明け

(^^)「あけおめ」

昨日から新学期がはじまりました。

(うちの大学は、というか学部は、高校みたいに夏休みが短いのです。)

教室には日焼けしたクラスメートたちが集まります。


(゜▽゜)「あけおめ~


…あけおめ?」


(^^)「夏休み明け、おめでとう。」


(´・ω・`)「めでたくない。」


(^^)「コツの先生のとこ行こうぜ~
お土産買ってきた!みんなのぶんもあるよ♪」


そう言うと、りゅうくんは6個入りのお饅頭の箱を取り出しました。

(・_・)「わーい。」

(゜▽゜)「ありがとー!」


骨学の教室につくと、コツの先生がいました。
残念ながらコンノさん(綺麗な院生の女の人)はいませんでした。


(´ー`)「やあ、きみたち。
あけましておめでとう。」


(^^)「あけおめっす!」


(´ー`)「ちなみに、何が明けたかというと、夏休みが明けたからで」

(・_・)「あ、はい、わかります。」


:-)「A happy new semester!haha!」

とつぜん、英語で語りかけられました。

(゜▽゜)(´・ω・`)(・_・)「?!」

(^^)「yeah! new semester!」


(´・ω・`)「え、りゅう、知り合い?!」

(^^)「いや、まったく。semesterってなに?」


(´ー`)「こちらは留学生のリャマくんです」


:-)「How do you do?」

(^^)「お饅頭どうぞ。」

(´・ω・`)「うわ!りゅう、英語聞き取る気ゼロだ!」


:-)「Thank you!」

(^^)「先生もどうぞ~♪
あ、紺野先輩にも渡しといてください!」

(´ー`)「ありがとう。」


(^^)「みんなも…

ん?」

(´・ω・`)「どした?」


(^^)「あ、やっべ!
ぴーたんの分がない!」

(´・ω・`)「あ、そうか、ちょうど人数分しか持ってきてなかったんだ。」


(^^)「悪いな、ぴーたん…」

(´・ω・`)「いいよ、しょうがないよ。」


(^^)「じゃあみんな食べようか」


(゜▽゜)(・_・)「ありがとー」


(^^)「うん、美味い!」


(´・ω・`)「…?

あれ、りゅうの分は?」


(^^)「ん?あぁ、かろうじて俺の分はあったよ。」


(゜▽゜)「…あれ?」


(^^)「ほら、半分コ!」
りゅうくんは、半分食べかけのお饅頭をさらに半分にしてぴーたんくんの口に放り込みました。


(´・ω・`)「ハム!!むぐむぐ。」


(´・ω・`)「りゅうはやっぱり優しい…
りゅうはやっぱり優しいよ!!」


そんないつもの生活が、またはじまります。
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